CrossFitを始めると、ほぼ100%の人が一度はこう思います。
- 「ギアって何を買えばいいの?」
- 「最初から全部必要?」
- 「無駄買いしたくない…」
この記事では、個人的に揃えてきた経験と、ジム内で実際に使っている人を見てきた体感をもとに、初心者が“本当に必要になる順番”でおすすめギアを紹介します。
結論:初心者が揃える順番(ジムでよく見る順)
- シューズ
- グリップ
- リストラップ
- テーピング
- ジャンプロープ
- ニースリーブ
- リフティングベルト
ポイントは、「早い段階で効果が体感できるもの」から揃えること。逆に、重量が上がってからで十分なギアもあります。必要なタイミングを押さえて、効率よく揃えていきましょう。
1. シューズ(まず最初に揃えるならこれ)
最初に変わるのは、間違いなくシューズです。CrossFitはラン・ジャンプ・スクワット・ウエイトリフティングなど動きの幅が広いので、ランニングシューズだと安定しづらい場面が出てきます。
ただ、シューズはモデル選びが大事なので、ここでは深掘りしません。詳しい選び方とおすすめモデルは別記事にまとめています。
▶ CrossFit向けシューズの選び方とおすすめモデル
こんな人は最優先
- スクワットやデッドリフトで足元がグラつく
- ジャンプやバーピーで着地が不安
- 「フォームに集中したい」
2. グリップ(手の皮・痛み対策に最強)
CrossFit初心者が最初にぶつかる壁のひとつが「手の痛み」です。懸垂(プルアップ)やT2B(トートゥーバー)の回数が増えると、手の皮がむけたり裂けたりしやすくなります。
そこで活躍するのがジムナスティック・グリップ。ジムでも早い段階で購入する人が多い印象です。さらに、チョークと併用すると滑りにくさが体感しやすいです。
グリップはこんな時に効く
- 手の皮がむけやすい/裂けやすい
- 鉄棒・リングで滑る
- 手を気にせず練習量を増やしたい
3. リストラップ(手首の不安を減らす)
スナッチやクリーン、プレス系の動きが増えてくると、手首が不安になってくる人が多いです。重量が軽くても、フォームが安定していない初心者ほど、サポートの恩恵を感じやすいギアだと思います。
こんな人におすすめ
- 手首の違和感が出始めた
- プレス系で手首が反りやすい
- フロントラック(フロントスクワット姿勢)で手首がつらい
4. テーピング(安くて気軽、消耗品としても優秀)
意外かもしれませんが、ジムではテーピングを使っている人もかなり多いです。安くて気軽に試せるのが強みで、消耗品なので「とりあえず買っておいて損しにくい」ギアでもあります。
使いどころの例はこんな感じ。
- 親指(フックグリップ対策)
- 指(皮の保護、裂け防止)
- 軽い関節サポート(不安があるとき)
5. ジャンプロープ(ダブルアンダーが出てきたら)
CrossFitではダブルアンダー(縄跳び二重跳び)がよく登場します。最初はジム備え付けのロープでOKなことも多いですが、シングルが安定してきて、ダブルアンダーの練習が増えると、自分用ロープが欲しくなるタイミングが来ます。
買う目安
- ジムのロープが合わないと感じる
- ダブルアンダー練習を週1以上する
- 回しやすい長さ・重さのロープが欲しい
6. ニースリーブ(必要な人は段階的に)
ニースリーブは全員必須ではありません。ただ、スクワット頻度が高い人、膝に不安がある人、重量が伸びてきた人は、サポートとして検討する価値があります。
初心者のうちは「なんとなく不安」で買うより、必要になったタイミングで導入するのがおすすめです。
7. リフティングベルト(最後でOK。フォーム優先)
リフティングベルトは、初心者のうちは焦って買う必要はありません。フォームが固まる前にベルトに頼るより、まずは動作の習得を優先した方が結果的に伸びやすいです。
ただし、スクワットやデッドリフトで扱う重量が増えてきて、腰の不安が出てきたら検討しても良いと思います。
初心者向け:まずはこの「3点セット」からで十分
最初から全部揃える必要はありません。迷ったら、まずはこの3つでOKです。
初心者スタートセット(迷ったらこれ)
- シューズ(安定感アップ)
- グリップ(手の皮・滑り対策)
- リストラップ or テーピング(不安対策)
「必要になったら買い足す」くらいのスタンスで十分続けられます。
サプリメントは必要?
トレーニング頻度が増えてきたら、プロテインやサプリメントも検討ポイントになります。こちらは別記事にまとめています。
▶ CrossFit向けサプリメントの考え方・おすすめ
まとめ:揃える順番を間違えなければ、無駄買いは減らせる
CrossFit初心者のギア選びは、「効果が体感できる順」で揃えるのが一番ラクです。
- まずはシューズ
- 次にグリップで手を守る
- 不安が出たらリストラップ/テーピング
- 技術が伸びたらジャンプロープ
- 必要になったタイミングでニースリーブ/ベルト
無理なく、必要なものから揃えていきましょう。
3.2.1.GO!!!
最終更新日:2025年12月24日

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